

豊かな暮らし方の一つとして、「光」に注目したフォーラム(長根寛)
昼も夜もいつも当たり前のように傍にある「光」。その光をコントロールすることで、今までの暮らしが一変します! わくわくしたい のんびりしたい 悲しい しっとりしたい トリップしたい さわぎたい いろんな気持ちの名脇役が「光」です。 豊かな暮らし方の一つとして、「光」に注目してみませんか?
古都里ライトペンダント
約2年間かけおこなってきたWAGASAプロジェクトの第一弾になるペンダントライトをようやく発売することができた。
2年前の春にジャーナリストの友人から突然よびだされ、京都で和傘を造っているという日吉屋の西堀氏を紹介された。
日吉屋は江戸時代から続く和傘屋の老舗で西堀氏は五代目だという。
表千家裏千家の野点傘ご用達の店ではあるが、やはり和傘はつかわれなくなってきていて、お土産のようなものになってきてしまっている...
「なんとか、ちゃんと人の暮らしにつかってもらえるものをつくって行きたい、そのための一つとして照明器具を扱って行きたい」
それが、西堀氏の希望であった。
「では、なんとかデザインしてみましょう」といってはみたものの、ただ普通の照明器具をデザインしたのでは日吉屋が取り扱う意味が無い。
和傘の技術をなるべく取り入れる形で、尚且つ、和傘の技術でなくてはできないという魅力がある照明...
イメージしたのは、和風和風してない「和のペンダント照明」
モダン住宅でも十分につかってもらえる照明器具をめざした。
和傘はどうしても和風のイメージが強い。
そのため、なるべく野暮ったい部分は無くし、スッキリさをだすようにデザインしたい。
番傘・蛇の目傘 真っ白に塗装してみたり、アルミのLEDライトとあわせてみたり。
なるべく無機質なイメージを出そうと、試行錯誤。


ばらばらにしてもらった和傘の部品を送ってもらい、曲げてみたり、動かしてみたり...そうこうしているうちに秋になってしまった。

原形のデザインができてきたのが、11月の終わりごろ。
ちょうど行われたアカリ・イマージュで発表した。
結果はプロトタイプながら、なかなかの評判だった。

それから、和紙の選択のために、福井県の和紙の里に和紙探しにでかけ、和紙の王様といわれるガンピ紙でつくられた「王朝紙」にであることができた。
薄く、強く、布のような風合いをもつこの和紙は僕が求めるイメージにぴったりだった。
灯具部分はホワイトブロンズメッキを施し、マテリアルの細部にまでこだわり、照明製作会社からは「ちょっと贅沢につくりすぎではないの?」といわれたが、今回はあえてこだわってみた。
そして、やっと発売になった。
古都里ペンダント KOTORIと読みます。

詳しくは日吉屋のホームページで!
http://www.wagasa.com/cgi-bin/hiyoshiya/index1-26.cgi
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