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都市生活クリエータブログ

日本人の食生活をサポートする、野菜・ハーブのご案内(嶋村茂治)

嶋村茂治(Shimamura Shigeharu)/株式会社みらい 代表取締役

今日本では健康志向が高まり、欧米型の肉食生活から、日本人に本来望まれる野菜中心の食生活へとシフトしつつあります。養液栽培作物に限らず、新しい野菜やハーブ等をご案内し、健康的な食生活をサポート致します。

食から環境を考える

2007年5月 4日

食問題は、日本人に、なかなか実感として伝わらないようですが、今、いろいろな場面でクローズアップされてきています。
たとえば、食料自給率。
日本の食料自給率はカロリーベースで40%とされていますが、これは先進国の中でも最低水準です。
しかし、実際は28%くらいではないか、という専門家の意見もあります。

なぜなら、日本の家畜飼料のほとんどが輸入だからです。
つまり、お肉のカロリーを引くと、実際は30%を切ってしまう、ということです。

日本の食料自給率がカロリーベースで40%ということは、もし輸入がストップした場合、日本から60%の人がいなくなる、ということです。28%自給率なら、7割以上の日本人が、日本からいなくなる計算です。

これはちょっと大変な問題です。

しかも、です。
昨年、大干ばつがオーストラリアを襲い、小麦の生産量が半減以下となりました。こうしたことは地球温暖化が原因と思われています。今、地球温暖化対策が急務とされています。

その背景から新エネルギー源としてのバイオマス=トウモロコシが注目されています。いわゆる、バイオエタノールです。
そしてこれは、食べるか、エネルギーか、の競争が始まっている、ということでもあります。

アメリカでは、「10年後に原油使用量は20%削減し、この代わりに今の7倍のバイオエタノールを生産する」、とブッシュ大統領が今年発表しました。これを受けて、今、トウモロコシの価格が2倍近くまで高騰しています。
このような状況において、おそらく近い将来、日本の食をどうやって確保するのか、という問題が切実になってくると予想されるわけです。


地球温暖化による食の危機、しかし、それを回避するためにまた食の危機。

この矛盾をどうするか。
技術論では、おそらく以下のパターンがあると思います。


○既存の農業技術を合理化して生産性を上げる。=農地の高度化利用
○全く新しい栽培技術による食糧生産を推進する。=農地以外での生産
○現代ニーズに適合した新しい作物を開発する。=農作物そのものの変化


「みらい」は、「農業の工業化」を推進し、全く新しい栽培技術を駆使して野菜生産を行っております。みらいの技術力では、ビルの中で野菜を作れます。たとえばレタスの場合、現時点で露地栽培の50倍以上の生産性を実現しています。ハーブではそれ以上の生産性のものもあります。

また今年からハウス栽培の研究も本格的に開始いたします。4月からのスタートで、千葉大学との共同研究になります。これは、既存農業技術の合理化を狙ったもので、現在農業界オールジャパンで進められている「スーパーホルト」構想に基づいた研究で、天敵昆虫等を利用するものです。この技術の研究開発によって、これまでの農業をさらに高度化させ、農地を有効利用できるよう、努力していきます。この内容は追々ご報告できると思います。

そして、バイオ関係の研究者との交流も積極的に行っています。現在情報交換のレベルですが、この先、いろいろな展開が予想されます。

技術的には以上のようなものになりますが、私たちの動きはこれだけではありません。
商業と農業の一体化、つまり「サービス業の農業」によって市場競争力を強化し、少しでも食料自給率に貢献したい、と考えております。

日本の食卓を考える。そして、食から環境を考える。
意外に身近なところで、世界が見えてきます。

皆様の関心が、世の中を動かしていく時代。
たまには、少し大きな視野で食を考えてみませんか。

嶋村茂治

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コメント

初めて投稿させていただきます。私は北九州市に住んでおりますが、現在父が所有する250坪ほどの土地の有効利用を考えております。実は、昨年まで両親がわずかながら作物を作っておりましたが、年齢的に継続することがむつかしくなり、マンションを建てる予定で話を進めておりましたが、なかなか思うように実現いたしません。そんなとき、嶋村社長さんの植物工場のお話をお聞きし、感動いたしまして、ブログを拝見させていただいたのですが、土地利用法として、植物工場建設は可能でしょうか。

コメントありがとうございます。

植物工場を現在の農地に建設できるか否かは、法解釈もあって、一概に申し上げることができませんが、おそらくもう少し技術普及が進めば、植物工場の位置づけが定まると思います。

それを待ってのご判断でも宜しいのではないでしょうか。

以上、簡単ではございますが、ご回答申し上げます。

嶋村

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