

豊かな暮らし方の一つとして、「光」に注目したフォーラム(長根寛)
昼も夜もいつも当たり前のように傍にある「光」。その光をコントロールすることで、今までの暮らしが一変します! わくわくしたい のんびりしたい 悲しい しっとりしたい トリップしたい さわぎたい いろんな気持ちの名脇役が「光」です。 豊かな暮らし方の一つとして、「光」に注目してみませんか?
展示ブースの照明デザイン
長根の照明デザインの仕事に展示会でのブースライティングがある。
先日行われた、JAPANTEXインテリアトレンドショーでの川島織物セルコンのブースを例にご紹介します。

展示会のライティングで特に難しいことが2ツあります。
一つは、天井が明るいこと。
もう一つは、使える照明器具が限られていることです。
まず、天井が明るいことですが、通常、ビックサイトの場合、放電灯4機がセットとなり空間全体を煌々と照らしています。
これを、防ごうとすると天井をはることになるのですが、東館と違って西館は消防署がとても厳しい。
場所がおくばっている上に、展示会場が4階にあるということで、消化しにくいという理由らしい。
当然、天井に何かはるというのは、なかなか許されない。
全面張りなどもってのほかだし、不燃でやるにはコストもかかる。
しかし、煌々と明るい場所で、微妙な陰影などだせません。

このJAPANTEXインテリアトレンドショーでは、以前アカリ・イマージュの展示をしていたこともあり。
その際に、天井照明を100%⇒25%に落としてもらいました。
暗い=影の部分があったほうが、よりブース演出が際立つことを提案し、受け入れてもらったものでした。
アカリ・イマージュが行われていない、今のJAPANTEXでも、そのまま25%が活かされています。

次に、使える器具が選べないですが、これはほんとに困りモノ。
施工担当の電気屋さんしだいになってしまうから。
ひどいところになると、レフしかない!
ダイクロハロゲンがあればいいほうだけど、当然、照射角度など選べないし、色温度も選べない。
スポットにいたっては、ダイクロむき出しでまぶしいのに、それしかないとか...

今回のブースは、昨年も担当してくれた電気屋さん。
幸いCDMも持っていた。
4200Kしかなかったが、それでも、「クッ」と浮かばせたいところには、非常に有効。
演色性もほどほどいいので、カラフルな布を扱うライテイングには特に有効だ。
ここでは、さらに演色性を補助する意味でダイクロハロゲンの光を与えている。
ブースの一番奥のコーナーにあるこの場所に気をつかうことで、ブース外からみても、より鮮やかにみえている。
「なにかな?」「なんだろう?}ブース外から引き寄せられた人も少なくなかったのではないか。

また、この電気屋さんはT5の極細蛍光灯器具も所有していた。
おかげで、このようなライトアップ空間ができた。
通常は大きな断面をもつトラフしか持っていないし、ひどいと、色温度がバラバラなランプをつけて平気な顔をしていたりする。
白と青白はいっしょらしい。
長根のブース照明デザインでは、ライテイング以外にも照明器具にも気をつかう。
そこに、そのイメージが必要なとき[形]としての光が必要になるときがある。
多くはレンタルに頼るが、今回はいくつか特注で作ってみた。

上の写真では、床まで届きそうなペンダントをデザインした。
布をつかったシェード式とし、布はこの空間ブランドの布を貼ってもらった。
下の写真のペンダントは、このコーナーで提案したい2つの布を使ったペンダント。
メタリック調の布と、キラキラ七色に光るオーガンジーである。
友人のアドバイスもあり、両方とも光で表情が変わる布であることを活かすために、表と裏の両方にはり、外は周囲から受ける光による変化、中はランプによる変化としてみた。

オープン初日。
おかげさまでたくさんの方が見にいらしてくれたようである。




JAPANTEXインテリアトレンドショー
川島織物セルコンブース
http://www.japantex.jp/
http://www.kawashimaselkon.co.jp/
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